屋根修理の達人ブログ
コストを抑えながら効果的な屋根補修が可能!シーガード工法について紹介します!
2023.11.13
引用:https://www.pinterest.jp/pin/1140255199378252873/
こんにちは、川崎市宮前区リフォーム会社の○○です。
屋根の補修やメンテナンスは、おうちを長く大切に使い続けるために欠かせません。しかし、屋根の工事となると、多くの場合足場も必要となる大掛かりな工事となることも多いです、高額な費用がかかることも多いので、ハードルが高く感じられるのではないでしょうか。そこで今回は「シーガード工法」を紹介します。この方法は、既存の屋根材の上から専用のシートを貼りつける工法なので施工が比較的容易で、大がかりな工事を回避できます。さらに、軽微な不具合であれば、屋根の塗装時に必要な部分だけを補修することができるので、経済的です。今回は、シーガード工法の基本的な仕組みからメリットまで、詳しく解説します。
シーガード工法の基本的な原理と仕組み
シーガード工法は、既存の屋根材の上に特殊なシートを貼り付けることで、屋根の防水性や耐久性を向上させる方法です。使用されるシートは、ガルバリウム鋼板にポリエステル塗装を施して焼き上げた鋼板であるネオマットです。板材表面には骨材を混ぜて、凹凸のある仕上げになっているため、高級感を感じられます。非常に軽量で施工性に優れてあり、高い耐候性や耐久性を持った優れた建材です。
シーガード工法の施工は、既存の屋根材を念入りに洗浄してほこりやコケを落とした後、屋根の棟側から差し込むように敷設していきます。継ぎ目や隙間がないよう密着させて施工するのが重要で、雨水や雪が屋根材の下に侵入することや浸入した水によって屋根全体に劣化が及ぶことを防ぎます。さらに、シートは柔軟性があり、屋根の動きや変形にも対応できます。
シーガード工法のメリット!
- 比較的施工が容易で工期が短い
屋根の修繕工事は、これまで屋根材の貼替かカバー工法など大規模な工事が必要となるケースが大半でした。その中で新しく取り入れ始めたシーガード工法は、既存の屋根材をはがさず、上から貼りつけて施工するので、比較的容易な施工が可能となりました。軽微な補修に素早く対応できるため、屋根の寿命を延ばすほか、不具合部分を放置することによる大規模補修を防ぐことやメンテナンスの頻度を減少させることも可能です。
- 厚みがないので施工が容易
シーガード工法で使われるシートは薄型なので、屋根材の厚みがほとんど変わりません。棟板金やケラバ板金、金具などの交換の必要ない場合も多く、雨樋の脱着や調整も不要です。
- 地球環境にやさしい
シーガード工法は既存の屋根材をはがさないので廃材が発生せず、屋根材の交換を行うよりも地球にやさしい方法です。築年数の経過している物件を解体する場合アスベスト廃棄に関する手続きが必要ですが、その必要もありません。
- 近隣への配慮ができる
工期が短いので、足場設置期間が短くてすむほか、屋根材を剥がさないので音や振動も起こりづらく、近隣住民への迷惑を最小限に抑えられます。
- 既存の屋根材に穴をあけずにすむ
カバー工法を用いて重ね貼りする場合、既存の屋根材に直接ビス止めを行うことがほとんどです。新たに打ったビスによって屋根材が割れてしまう可能性もあり、割れた屋根材の上に新しい屋根材をおさえつけるような状態となってしまいます。割れた部分からは、漏水を起こる危険性も考えられます。よって、既存の屋根材に穴をあけないシーガード工法は、工事後の不具合の心配が少ない工法と言えます。
- 長く美しい状態で使える
シーガード工法で用いられる接着剤は、夏場であれば約30分で硬化し動かなくなります。
また、通常よりも焼付塗装の塗膜を30%程度厚く塗る工法を利用し、高い耐候性のある塗膜を形成しているます。建築地の状況にもよりますが、一般的に20年以上塗替えする必要がありません。
シーガード工法はどんな時に利用できるの?
◆シーガード工法が適用できるケース
- 著しい屋根材の劣化がない場合: シーガード工法は、部分的な傷や割れがあっても、その部分にシートを貼りつける接着剤を流し込みながら塗布して施工します。そのため、塗装では対応が難しい程度の修繕部位も強固な補強が可能です。
- 屋根材の下地に損傷がない場合
シーガード工法は、既存の屋根材の上にシートを貼り付ける方法なので、下地や既存の屋根材に損傷がないことが大前提です。屋根の構造材や断熱にまで劣化が進んでいる場合は、一旦、屋根材を撤去して劣化部分を取り除いて張り替える必要があります。
- 予算が限られている場合
予算が限られていて全体的な屋根の張り替えをまだ予定していない場合でも。他の屋根補修工事に比べて、比較的コストが抑えられます。全体的な屋根の張替えを近いうちに予定している場合など、部分的な応急処置にも適しています。
- 太陽光パネルを設置している場合
シーガード工法を用いると施工後の仕上がりが既存の屋根材とほぼ同じ高さとなります。そのため、太陽光パネルを脱着せずに、パネル回りを納めることができます。
◆シーガード工法が適さない場合:
- 屋根が破損している場合
風災や雹災などにあって、屋根の一部が崩れてしまった場合や屋根材に著しいダメージがある場合、屋根の構造材にまで破損が及んでいる場合は、シーガード工法を利用できません。
- 雨漏りしている場合
シーガード工法は、既存の屋根材に貼り付けるため、屋根内部の防水シートに不具合がある場合、雨漏りを修理することができません。
- 屋根の劣化が著しい場合
既存の屋根材や屋根の構造材が著しく劣化している場合は、シーガード工法ではなく、根本的な解決方法をとる必要があります。
- 施工のできない屋根材を使用している場合
シーガード工法は、コロニアル屋根や平板スレート屋根に適した施工方法のため、瓦屋根などを使用している場合、施工することができません。
- 屋根の色合いにこだわりがある場合
外観のカラーコーディネートに強いこだわりをお持ちの場合、色の選択肢が少ないためおススメできません。
- 日程が限られている場合
シーガード工法は、雨で屋根材が濡れてしまうと施工できません。その理由は、使用する接着剤の効果を発揮できない可能性があるためです。天候によっては工期が延びる可能性もあるため、限られた日程でしか工事ができない場合は避けた方がよいでしょう。
気になる性能について詳しく説明します!
シーガード工法で使われるシートの耐久性の高さは、各種性能試験において実証されています。
耐候性試験においては、4000時間(20年間相当)後の色の変化や光沢の保持率について調べたところ、わずかな色の差が見られる程度といった調査結果が出ています。
また、専用の接着剤は屋根材の揺れを抑える制振機能を持っているため、防音性能にも優れているほか、外部からの熱の流入も抑えます。
また、シートが軽量なため、カバー工法よりも建物の総重量が重くならないので、耐震性能に優れています。
まとめ
屋根の改修工事の一つの工法であるシーガード工法について紹介しました。おうちの屋根の状態をご自身できちんと点検するのは困難です。おうちの不具合は、身体の健康診断と同様で、早期発見早期補修がとても大切です。屋根の健康を保ちながら、快適な住環境を手に入れましょう。屋根の状況について気になる点がある場合は専門業者へ依頼しましょう。
「おうちを長く大切に使うためには、屋根の補修とメンテナンスが不可欠ですが、それが高額かつ手間がかかる場合があります。ここで紹介するシーガード工法は、既存の屋根材に特殊なシートを貼りつけるだけで、施工が容易で大がかりな工事が不要です。経済的で環境にもやさしい方法で、耐久性も高く、おうちを長く美しく保つための最適な解決法です。屋根の健康を保ちながら、快適な住環境を手に入れましょう。まずはお近くのシーガード工法取扱店にご相談ください。
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